challenge
「調剤業務の自動化」
常に新しいことに挑戦します。
Challenge 1「ピッキングと計数監査の自動化」
患者様のお話をじっくり伺い、
丁寧な調剤と服薬指導を行います。
調剤薬局における調剤業務の約9割がピッキング業務です。
清瀬元町店では約●種類の薬剤を在庫しており、それらを正確に、スピード感を持ってピッキングするにはある程度の慣れを必要とし、個人の技量に左右されていました。
また、約150件のピッキング業務を数名の薬剤師で行う為、常に薬剤師が薬品棚を行き来しなければならず、投薬など「対人業務」に十分な人手を割けない状況でした。
そこで、アビックでは同課題を改善する為、株式会社ユヤマの「自動薬剤ピッキング装置 Drug Station」を導入することにしました。
同製品はレセコンへの処方入力と連動し、装置内に格納された薬剤を約13-30秒間隔で調剤者の手元まで運び、カメラでの画像確認と重量測定することにより、正確な調剤と計数監査を行ってくれます。
その為、ピッキング業務は経験に関係なく、誰でも正確に、スピーディーに行えるようになり、業務の標準化が実現できました。
また、1人でほぼ全てのピッキング業務を完結できる為、残りの薬剤師は監査、投薬など「対人業務」に注力でき、サービスの向上にも繋がっています。

Challenge 2「 散薬の秤量から監査までの自動化」
人が最大限に能力を発揮できるように、
システム化に取り組んでいます。
保険薬品経営支援システム
調剤薬局において散薬調剤は一包化調剤に次いで、作業に時間を要する業務です。新川町店では散薬調剤の件数が年々増加したため、薬剤師1人が散薬調剤に専念する時間が増え、「対人業務」に十分な時間を割けずにいました。その結果、散薬調剤が集中する時間帯には患者さんの待ち時間が大幅に増加していました。
そこで、アビックでは同課題を改善する為、株式会社ユヤマの「自動秤量機能付き散薬分包機 SR-zero」を導入しました。
同製品はレセコンへの処方入力後、分包機の指示に従い、散薬カセットを同製品にセットするだけで、秤量から分包まで自動で行ってくれます。その為、薬剤師は手作業で散薬調剤する時間がなくなり、必然と投薬や薬歴作成など「対人業務」に時間を割けるようになりました。結果として、薬剤師が同じ人数でも患者さんの待ち時間が短縮されサービス向上に繋がっています。

Challenge 3「一包化監査の自動化」
体調の気がかりを見逃さないために。
お気軽にお立ちよりください。
調剤薬局において一包化の調剤と監査は、他の業務以上に集中して作業に取り組むため、作業にかなりの時間を費やし、かつ神経を擦り減らす業務のひとつです。松の木薬局では心療内科の処方箋を主に応需しており、日々●件以上の一包化を行わなければなりませんでした。当時は必然的に一包化の調剤や監査、「作る」作業に時間を取られてしまい、投薬など「対人業務」に時間を割ける状況ではありませんでした。
松の木薬局では既に全自動錠剤分包機を導入していましたが、アビックでは同課題を改善する為、富士フイルム株式会社の「一包化監査支援システム PROOFIT 1D」を導入しました。
同製品は同社の「撮影・画像処理のテクノロジー」により、人の目視と同等レベルで錠剤の刻印や印字を識別できる為、薬剤師業務をほぼ代替し、人を介さず正確でスピーディーな監査を実現しました。その結果、監査時に人が介在することが減少し、ヒューマンエラーの発生リスクも極めて低くなったと感じています。薬剤師は心身ともに負担の大きかった「作る」作業から解放され、患者さんと向き合う時間を増やすことに繋がっています。
